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本記事では、自動化書庫の仕組みやメリット、導入事例を紹介します。
自動化書庫とは、図書館の検索システムと連携し、資料の保管から出庫までを自動化する設備です。
利用者が貸し出しを希望する資料の出庫を依頼することで、自動化された設備が対象資料を取り出し、受け渡し場所まで搬送する仕組みです。図書館の公式サイトや館内に設置されている端末から検索システムを利用し、書籍や資料を検索できます。
自動化書庫内は図書館システムと搬送設備が連携し、対象資料を自動で取り出して搬送します。利用者が直接書庫に立ち入る必要がなく、指定された受け渡し場所で資料を受け取れる点が特徴です。人手で対応する場合と比べて、出庫依頼から短時間で資料を用意できます。
限られたスペースで効率よく保管し、必要な資料を迅速に提供できる点がメリットです。資料を高密度で保管できるため、従来の書庫よりスペースを有効活用できます。新たに保管スペースを確保できない図書館でも、導入しやすい設備です。
また、資料の取り出しや搬送を自動化することで、職員の業務負担を軽減できます。必要な資料を短時間で受け取れるため、利用者の利便性も向上します。
約130万冊の蔵書を効率よく保管・管理するため、自動化書庫を導入した事例です。約300万冊を収容できる大規模な保管環境を整備できました。検索・閲覧システムのOPACで資料を検索すると、地下に設置された書庫から資料が自動搬送され、10分程度で受け取れます。書庫内には、貴重な資料を長期間保存できるように、24時間空調管理システムや防水・防火設備などを備えています。
参照元:【PDF】日本図書館協会資料保存委員会「ネットワーク保存資料第137号」(1~4ページ)(https://www.jla.or.jp/wp/wp-content/uploads/2025/01/NW137.pdf)
約35万冊の蔵書のうち、約20万冊を自動化書庫で管理している事例です。利用者は、館内に設置された専用端末で資料を検索し、出庫を依頼することでサービスカウンターで受け取れます。主に利用頻度が低い資料や刊行から一定期間が経過した資料を自動化書庫に格納し、必要に応じて出庫しています。
参照元:PASSION(https://www.kongo-corp.co.jp/passion/自動化書庫の運用7年目/)
収蔵能力不足の解消と増え続ける出版物の保存を目的として自動化書庫を導入した事例です。約140万冊を収蔵できる自動化書庫を備え、大量の資料を効率よく保管できるようになりました。利用者が資料を請求すると、自動搬送システムによって担当者のもとまで運ばれてから提供されます。保管スペースの有効活用と入出庫業務の効率化を促進できています。
参照元:ダイフク(https://www.daifuku.com/jp/daifuku-square/article/001213/)
自動化書庫を効率よく活用していくためには、書庫設備と連携しやすい図書館システムを選ぶことが欠かせません。入出庫の依頼から資料の搬送、受け渡しまでを円滑に行えるシステムを選びましょう。図書館の規模や運営方法に合ったシステムを選定することも大切です。
以下のページでは、おすすめの図書館システムを紹介していますので、ぜひご覧ください。
図書館の種類によって利用者の求めるサービスや情報の範囲が異なります。例えば、公共図書館では貸出・返却処理の効率化が重要であり、大学図書館では学術的な検索機能やリポジトリ管理が求められます。
適切な図書館システムを選ぶことは、図書館の運営効率化だけでなく、利用者の満足度向上や継続利用につながります。
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