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図書館システムとは、そもそもどんなものを指すのか、その定義は以下です。
(1)複数の図書館が,サービス機能の拡大と充実を図るために有機的な協力関係を結んで作り上げた全体組織のこと,またはこうした有機的な協力関係を有する図書館群のこと.通常は各図書館が機能的な役割分担をしている場合を指す.設置者の異なる独立した図書館間で形成される場合や,単一の自治体や大学などの中で複数の図書館が役割分担を行う場合にも,図書館システムという.
(2)図書館における業務の効率化やサービスの高度化を目的に導入されるコンピュータシステムのこと.特定の業務専用ではなく,資料の受入,貸出返却,資料の検索など図書館の業務全般に対応するシステムのみを指す場合もある.汎用のデータベース管理システム(DBMS)を利用して構築されているものが多い.図書館システムの導入により図書館業務の効率化がはかられたほか,ウェブOPACや図書の予約なども可能となった.
ここでは、そんな図書館システムの基礎知識をまとめています。
規模や機能によって導入費用は4桁から数百万、それ以上まで様々。ここでは小中規模用の図書館システムについて参考費用を掲載しました。見積もりの参考に使ってください。
予算が厳しいと検討したくなる無料の図書館システム。 「WebLib」「蔵書管理 Professional」「りぶりぶ」などがそれにあたります。
どんなものがあるのか、その種類、システムやデメリットなどをまとめています。
図書館システムの導入は、システムの種類や施設の規模、予算などによって若干の違いはあるものの、基本的なポイントや流れを理解していれば、比較的容易に導入できます。
ここでは、一般的な図書館システムの導入から運用開始までの流れをステップごとにご紹介します。
図書館システムを導入すると、貸出・返却をはじめ、様々な図書業務の効率化が叶います。
ここでは、図書業務の効率化に役立つ、図書館システムでできることについてご紹介します。
図書館システムは、システムパターンによって大きく2つの種類に分けられます。
自社内もしくはデータセンターのサーバーに情報をインストールする「オンプレミス型」と、ネットワークを介してシステムを利用する「クラウド型」。初めて導入する際には、どちらを選べばいいのか判断に迷うところでしょう。
それぞれのメリット・デメリットを紹介し、5つの観点から比較して違いを解説します。最適なシステム選びの参考にしてください。
図書館をコンピューター化は、利用者・管理者それぞれにたくさんのメリットをもたらします。 利用者にとっての一番のメリットは、貸出・返却手続きが楽になることです。利用しやすさは利用頻度に直結するため、高い集客が期待できます。
一方、管理者にとっての最大のメリットは、なんといっても管理業務の簡略化です。 図書館システム導入によるメリットと、その恩恵をふまえた新しい図書館の活用方法などをご紹介します。
情報通信技術のことを指す「ICT」。図書館におけるICT活用の実例意図して「情報端末を使った授業」「電子書籍の購入」「ホームページを使っての地域情報の発信」「無線ICタグによる貸出管理」などをご紹介します。
図書館で使用する図書館システムには、多くの注意点があります。また、業務も貸し出しと返却だけではありません。 図書館システムをうまく活用することによって、図書館業務を効率よく進められます。しかし、図書館システムを導入することによる注意点もあるため、油断はできません。ここでは、図書館業務の注意点について紹介します。
図書館システムの場合は、データ管理や入退室管理についてのセキュリティを強化する必要があります。なぜなら個人情報を取り扱う為、データ管理をしっかりしておくことで、情報の流出が防げるからです。
また、入退室管理をすることで、不審者が図書館の事務室や貴重な資料・本が置いてある場所に近づけなくすることができ、盗難を防げます。
新しい技術を採用した図書館にしたいと考えているのであれば、AIを活用したものが選択肢に上がります。AIを活用した図書館システムを用いることで、不正アクセスや漏えいの防止、盗難防止、業務の自動化を目指すことも可能です。
導入する具体的なメリットやAIを活用した図書館システムの導入事例についてご紹介します。
図書館システムを活用し、利用客の選択肢を広げるための方法として、オーディオブックの配信が挙げられます。オーディオブックは耳で聴くタイプのコンテンツで、他の作業をしつつ、聴きながら本の内容を確認できます。
オーディオブックを導入するメリットや図書館システムの具体的な導入事例についてご紹介します。
図書館システムはLINEと連携することで、蔵書検索や利用者カードの表示、利用者への各種通知など、利用者の利便性を大幅に向上させることが可能です。
また、事前の利用者登録やオンライン予約、督促連絡などもLINE上でできるようになるので、図書館スタッフの業務効率化にもつながります。
図書館システムのLINE連携のメリットや導入事例についてご紹介します。
図書館システムは、リース契約が主であり、また利便性の向上が求められることから、定期的な更新が必要となります。更新時には、更新先システムの選定、データ移行、および運用準備などが必要です。
図書館システム更新の際、どのような注意点があるのか、更新の目的、更新の頻度や更新の流れなどを解説します。
図書館の業務の中には、蔵書点検や貸出業務など、人の代わりにロボットが作業を行うことで効率化がはかれる業務がいくつかあります。どんな目的でロボット活用に長けた図書館システムが導入されるのか、どれほど効率化に貢献するのか、実際にどのようなロボットが図書館で活用されているのかを紹介します。
マイキープラットフォームで図書館カードをマイナンバーカードに連携することで、マイナンバーカードで図書館のサービスを利用できるようになります。各自治体がデジタル庁に申請することで無料ソフトが配布され、図書館システムの変更・改修などをすることなく連携を開始できる仕組みです。図書館システムにマイナンバーカードを連携させるメリット・デメリットや事例をご紹介します。
図書館の種類によって利用者の求めるサービスや情報の範囲が異なります。例えば、公共図書館では貸出・返却処理の効率化が重要であり、大学図書館では学術的な検索機能やリポジトリ管理が求められます。
適切な図書館システムを選ぶことは、図書館の運営効率化だけでなく、利用者の満足度向上や継続利用につながります。
当サイトでは、図書館の種別ごとに人気システムを調査し、掲載していますので、導入の参考にしてください。