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レコピックは、帝人が開発したRFID管理システムです。高い精度を誇るICタグを書籍に貼り付けアンテナシートを活用することで、効率的にデータを管理できます。利用状況の把握や自動貸出、予約作業の効率化など、図書館業務を全面的にバックアップします。
アンテナシートの厚さは3mmと非常に薄く、軽量なため棚や天井など様々な場所に設置できます。また、独自のシート構造により、設置場所の様々な材質に対応できます。レコピックでは専用の棚を必要とせず導入コストを抑えられます。
セルフォームをアンテナシートに活用しているため強い電波を表面に局在化できます。その結果、電波の干渉を受けにくく、高い読み取り機能を発揮します。「読みすぎ」「読みムラ」はほとんどありません。
アンテナシートに貼り付けたICタグ情報を読み取ることで、履歴情報をデータベース化し常時監視することが可能です。
管理対象物の履歴情報をデータベース化しているため、RFID管理システムの構築に要するお客様の工数を大幅に削減できます。また、WEB APIを通じて導入先システムと連携を行うことができますので、導入先システムのOSを選びません。
導入形式 | RFID管理システム |
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費用 | 要問合せ |
「レコピック」は対象物の出入りやロケーションの管理を、正確かつ効率的に支援するRFID管理システムです。アンテナシートは様々な場所に設置可能で、精度の高い読取り、履歴情報のデータベース化を実現します。データベース化された履歴情報により、利用動向の分析など様々なシーンへの効果が期待できます。
千葉大学/中央区立図書館/名城大学
4つの個性(黙考する、研究・発信する、対話する、知識が眠る)を持つ図書館
レコピックの導入により館内での資料利用状況をリアルタイムで把握する環境が整備されました。利用回数や利用時間などの統計データを、図書館の学習支援機能強化のために活用し、取り組み成果の根拠として利用しています。また、情報を教員と共有し、学生の興味や関心を授業に反映することも可能となりました。
中央区の京橋図書館、日本橋図書館、月島図書館の3館
レコピックのRFIDを予約棚へ導入しました。導入前は貸出手続きの列ができたり、不正持ち出しによる本の紛失などがありましたが、導入により予約貸出セルフ化による待ち時間の解消、予約貸出管理に関わる手間の軽減、電波干渉がない予約棚近くへのゲートの設置、利用者のプライバシー保護強化などの効果がありました。
帝人株式会社は、1918年に国内初の繊維事業者として誕生しました。「人間への深い理解と豊かな創造力でクォリティ・オブ・ライフの向上に努めます」を理念に、マテリアルやヘルスケア、IT関連など様々な事業に取り組んでいます。情報・サービス関連では、電子コミック配信サービス「めちゃコミック」や文書管理システム「MyQuiCK」などもあります。
会社名 | 帝人株式会社 |
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本社所在地 | 大阪府大阪市北区中之島三丁目2番4号 中之島フェスティバルタワー・ウエスト |
電話番号 | 06-6233-3401 |
公式サイトURL | https://www.teijin.co.jp/ |
図書館の種類によって利用者の求めるサービスや情報の範囲が異なります。例えば、公共図書館では貸出・返却処理の効率化が重要であり、大学図書館では学術的な検索機能やリポジトリ管理が求められます。
適切な図書館システムを選ぶことは、図書館の運営効率化だけでなく、利用者の満足度向上や継続利用につながります。
当サイトでは、図書館の種別ごとに人気システムを調査し、掲載していますので、導入の参考にしてください。