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LIMEDIO【リコー】

おすすめの図書館システムを種類別にチェック

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図書館システム「LIMEDIO(リメディオ)」はNII(国立情報学研究所)とのデータ連係がスムーズにできることもあり、医科大学などの導入事例が複数見られます。利用者の使い勝手や図書館担当者の業務効率化などに配慮した機能を複数搭載するなど、大手ベンダーのリコーが手掛けるだけあって総合力に優れた製品です。

LIMEDIOの特徴・基礎情報

利用者の使い勝手を重視した各種機能を搭載

LIMEDIOの利用者向け機能には、サービスとしての使い勝手を重視したものがあります。
検索ワード候補の表示や、検索結果の適合度順というソート機能など、目的の資料を見つけるための細やかなサポートが◎。情報サービスでも、外部サイトとの連携による書影や要旨、レビューなどの表示が可能。学内レビュー機能と合わせて比較材料になります。

NIIとの連携、統計や蔵書点検など管理機能が充実

LIMEDIOはNII(国立情報学研究所)とのデータ連係がスムーズにできるのもセールスポイントのひとつ。目録管理では同じ画面のタブ切替で検索や更新ができますし、図書受入時のNII連動なども手間がかかりません。
統計機能では文部科学省などへの提出帳票出力が可能。ハンディターミナルを使った蔵書点検も便利です。

オンプレミス、クラウドのどちらでもニーズ次第で選択可

LIMEDIOの導入方式はオンプレミスとクラウドサービスの両方が用意されています。両社の大きな違いは、検索DBサーバーと業務DBサーバーの設置場所。オンプレミスは大学を含む図書館側に設置しますが、クラウドサービスはリコーのデータセンターに設置されたサーバーを利用することになります。
NIIとの連携や自動貸出返却装置などの端末はどちらでも変わらず利用可能となっています。

導入形式 オンプレミス、クラウド
費用 要問合せ

LIMEDIOの特徴まとめ

LIMEDIOは、OPACはもとよりNII(国立情報学研究所)とのデータ連係という点でアドバンテージを持っています。統計及び帳票出力や蔵書点検に役立つ機能も複数あり、学外も含めた利用者がいるなど大規模な図書館に求められるソリューションともいえます。
導入事例にもあるように、医科大学などはその代表例にあたるでしょう。

大学図書館システム移行で、大学・図書館・利用者へのメリットを最大限に引き出すには、自館の規模や特色、抱えている課題に合うシステムを検討しましょう。

ニーズに合った実績とサービスで選ぶ
大学図書館システム3選

LIMEDIOを
導入している図書館

広島専修大学/和歌山県立医科大学図書館/札幌医科大学附属総合情報センターほか

参照元:リコー公式サイト(https://www.ricoh.co.jp/limedio/jirei/1.html)

LIMEDIOを導入している図書館の事例

札幌医科大学附属総合情報センター

多数の学外利用者にも情報提供

かつては個別組織だった医大付属の図書館と情報センターを統合した学術情報センター。

札幌医科の付属組織ではあるものの、大学関係者に留まらず北海道の医療従事者も利用可能なセンターで、学術情報を提供。リコー公式サイトの記事によると、学外利用者は約2,000名(2022年8月調べ)にも及ぶとのことです。
LIMEDIOが持つポータル機能は総合情報センターとしての情報発信ポータルとしても活用されています。

参照元:リコー公式サイト(https://www.ricoh.co.jp/-/Media/Ricoh/Sites/co_jp/limedio/jirei/documents/jirei_sapporoikadaigaku.pdf)

和歌山県立医科大学図書館

論文DBと図書館システムを連携

和歌山県内の医療関係者もサービス対象、論文DBを連携させた医学・看護学系図書館。

和歌山県立医科大学には、医学部キャンパスと保健看護学部キャンパスそれぞれに図書館があり、特に論文データベースは多くの利用を集めていました。
LIMEDIO 導入以前は、そうした文献複写に図書館職員も利用者も労力を割いていたものを、論文DBと図書館システムを連携させることで、効率化を実現。個別システムを使っていた2つの図書館もシステム統合できています。

参照元:リコー公式サイト(https://www.ricoh.co.jp/-/Media/Ricoh/Sites/co_jp/limedio/jirei/documents/jirei_wakayamakenritsuikadaigaku.pdf)

広島修道大学図書館

業務システムからのリプレース

日本図書館協会建築賞受賞歴を持ち、延床面積が10,000㎡以上で4階建ての広大な滞在型図書館。

広島修道大学図書館では、図書館システムをLIMEDIOにリプレースする前、オーダーメイドで開発したいわゆる業務システムを利用していました。業務にはマッチするものの、図書館利用者からは改善を望む声もあって、LIMEDIOの導入を決めています。
リプレースにあたっては利用者との相互コミュニケーションを重視して、LIMEDIOのポータル機能を積極活用しています。

参照元:リコー公式サイト(https://www.ricoh.co.jp/-/Media/Ricoh/Sites/co_jp/limedio/jirei/documents/jirei_hiroshimasyudoudaigaku.pdf)

ニーズに合った実績とサービスで選ぶ
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会社概要

リコーでは教育分野でも様々なソリューションを提供しています。
図書館向けソリューション以外にも電子黒板の大教室向けソリューションがあったり、紙とデジタルコンテンツの連携ソリューションがあるなど、学生も大学側も利便性向上が期待できるICTサービスをラインナップ。新入生向けPC販売サービスやタブレット端末の運用支援といったデバイス関連でも頼りになります。

会社名 株式会社リコー
本社所在地 東京都大田区中馬込1-3-6
電話番号 03-3777-8111
公式サイト https://www.ricoh.co.jp/

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