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GPRIME for SaaSは、図書館業務の効率化と利用者へのサービスの向上を構築する図書館システム(LICS WebII)同等のサービスをSaaS型クラウドで提供します。図書館スタッフのシステムの管理・運用等の負担の軽減につながることで、さらに利用者へのサービスの向上に活かすことができます。
なお、図書システム事業は、2020年4月1日よりNECからNECソリューションイノベータ株式会社に移管されています。
GPRIME for SaaSの導入は、サーバーなどのシステム管理等の業務についてのサポート・サービスを受けることもでき、図書館スタッフの負担軽減や業務の効率化につながります。同様のサービスを自治体独自で開発・運用する場合に比べ、GPRIME for SaaSの導入は低コストで実現でき、大きな経費削減になります。削減できた経費や図書館スタッフへの業務負担を抑えることで、より充実した図書館運営と利用者へのサービスの拡充につなげていくことができます。
神奈川県大和市立図書館/群馬県前橋市立図書館/杉並区立図書館ほか
神奈川県大和市では、図書館が保有する蔵書への管理や予約、貸出・返却サービスなどの図書室システムにおいて、2012年1月1日より、NECの「GPRIME for SaaS」を利用開始しました。これにより、利用者へのより良いサービス環境の構築やコスト削減、職員の業務の効率化と負担軽減にもつながりました。
群馬県前橋市では、市内の図書館における蔵書の管理や貸出返却業務などを含む図書室業務システムについて、2012年1月NECの「GPRIME for SaaS」活用を開始しました。さらに、「VPNサービス」も追加することで、安全な通信環境を構築。さらにコスト削減や、さまざまなネットワーク関連業務についての職員の負担を軽減できるメリットもあります。
東京都杉並区には、中央図書館や永福図書館、高円寺図書館など多くの区立図書館があり、都内でも有数の蔵書数を誇ります。多くの図書館システム業務に対し、効率よく作業環境を整える目的として、2012年10月よりNECの「GPRIME for SaaS」を導入しました。
重要項目である利用者などの個人情報や安全性を網羅しつつ、今後の業務の発展にも対応可能なシステムを低コストで実現。
杉並区はシステム導入に伴うコスト削減は、今後のさらなるサービス提供につなげていく方針です。
NECソリューションイノベータは自治体や医療、ヘルスケア、金融、製造など非常に幅広い分野での社会ソリューション事業を展開しています。NECの完全子会社で、2014年にNECソフト株式会社、NECシステムテクノロジー株式会社など7つの会社が合併し、NECソリューションイノベータ株式会社として設立されました。さらに、2016年にNECソフト沖縄株式会社、2017年にはNEC情報システムズが合併しています。
会社名 | NECソリューションイノベータ株式会社 |
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本社所在地 | 東京都江東区新木場1-18-7 |
電話番号 | 03-5534-2222 |
受付時間 | 記載なし |
図書館の種類によって利用者の求めるサービスや情報の範囲が異なります。例えば、公共図書館では貸出・返却処理の効率化が重要であり、大学図書館では学術的な検索機能やリポジトリ管理が求められます。
適切な図書館システムを選ぶことは、図書館の運営効率化だけでなく、利用者の満足度向上や継続利用につながります。
当サイトでは、図書館の種別ごとに人気システムを調査し、掲載していますので、導入の参考にしてください。