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このページでは、OEC株式会社が手がける「探調TOOL DX」を紹介しています。システムの特徴に加えて、導入事例をまとめました。
先生や司書が図書の登録を行ったり、児童や生徒が本の検索を行う、貸出処理を行うなど多彩な機能を用意しています。いずれの機能も使いやすいインターフェースで提供。図書館に関する業務負担を軽減するとともに、子供たちの読書への意欲も後押ししてくれます。
スタンドアロン型の「探調TOOL DX for SA」、センターサーバ型の「探調TOOL DX」、さらにクラウド型の「探調TOOL DX for SaaS」を用意。どのように利用したいかによってシステムを選択できます。
オプションとして、読書記録を残せる「読書手帳」や「図書通帳」を用意しており、読書への興味を育てられます。
また、関連システムとして学校間や教育委員会、公共図書館と連携できる「探調COMMU」を用意している点も特徴。コミュニケーションサイトの運営や図書リストなどの共有により、情報伝達をスピーディーに行えます。
導入形式 | オンプレミス、クラウド |
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費用 | 要問合せ |
田園調布雙葉小学校/座間市(座間市立図書館)/岡山大学教育学部附属小学校 ほか
東京都にある田園調布雙葉小学校での導入事例。蔵書数は約25,000冊の同校では2016年から「探調TOOL DX for SA」を導入し、さらにオプションシステムである「読書手帳」を活用しています。
「探調TOOL DX for SA」の使い心地はこれまでのシステムと大きく変わらなかったため、導入をスムーズに進められたとのこと。さらに年間受入冊数が600~750冊の同校でも、本の受け入れ作業が非常に楽になりました。
さらに、「読書手帳」の導入により、子どもたちの読書に対する意欲を向上させられ、導入後には年間貸出総数が5万冊を超えるようになったとのこと。導入前は貸出総数が45,000冊だったことから、図書館の利用も後押しできたといえるでしょう。
座間市では、2006年より「探調TOOL」を導入して学校図書館のデータベース化を行っています。さらに、その後には座間市立図書館のシステムと探調TOOLの連携で、公共図書館と学校図書館の間で密な連携を実現しています。
導入前は、座間市内の学校図書館は司書が非常勤・ひとりのみという状態で他の図書館との交流がなく、情報が限られている状態でした。そのため、他の学校図書館との連携ができるようになったことで司書の視野が広がる、公共図書館から学校司書への連絡が取りやすくなったというメリットがあります。
さらに、個人情報を持たないためセキュリティ面も安心して使えるという面も高く評価しています。
蔵書数約13,000冊の岡山大学教育学部附属小学校の図書室では、2006年より探調TOOLシリーズを利用しており、2014年には「探調TOOL DX for SA」を導入しています。
これまでは本を探すときに時間がかかっていましたが、導入後はフリーワードを活用してスピーディーで精度の高い検索が可能になりました。さらに同校では、読みたい本がある場合に予約するケースが多いことが特徴。システムで今どれくらい予約が入っているかを簡単に確認できるため、実際に予約するかを自分で判断できるようになったとのこと。さらに、予約待ちの順番は管理画面で確認できるため、子どもたちが欲しい情報に対して素早く答えられるようになった点もメリットのひとつです。
1969年に岡山市で誕生した岡山情報処理センター(OEC)。ソフトウェア開発のほか、システムインテグレーションサービス、ネットワーク構築、データセンター、クラウドサービスを提供している会社です。
会社名 | OEC株式会社 |
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本社所在地 | 岡山市北区本町6番36号 第一セントラルビル3階 |
電話番号 | 086-227-1121 |
受付時間 | 要問い合わせ |
図書館の種類によって利用者の求めるサービスや情報の範囲が異なります。例えば、公共図書館では貸出・返却処理の効率化が重要であり、大学図書館では学術的な検索機能やリポジトリ管理が求められます。
適切な図書館システムを選ぶことは、図書館の運営効率化だけでなく、利用者の満足度向上や継続利用につながります。
当サイトでは、図書館の種別ごとに人気システムを調査し、掲載していますので、導入の参考にしてください。