図書館システム図鑑 » 図書館システムとは » 図書館システムのデジタルアーカイブ機能

図書館システムのデジタルアーカイブ機能

おすすめの図書館システムを種類別にチェック

公開日: |更新日:

図書館システムのデジタルアーカイブ機能とは?

デジタルアーカイブの意義と仕組み

デジタルアーカイブとは、図書館や博物館などが所蔵する資料や情報をデジタル形式で保存・管理する機能を指します。資料の劣化や消失、汚損を防ぎ、情報資産として次世代へ継承する手段の一つとして活用されています。あわせて、資料へのアクセス性や検索性の向上、業務の効率化につながる点も特徴です。

具体的には、図書館が保有する書籍や資料をスキャンなどの方法でデジタル画像化し、タイトルや作者、出版日・撮影日といった説明情報(メタデータ)を付与します。その後、コンテンツを分類・特定しやすい形でデータベースに登録・保存する仕組みとなっています。

デジタルアーカイブのメリット

資料をデジタル化することは、長期的な保存に役立ちます。貴重な資料の劣化や災害リスクを軽減し、長期保存を検討する際の手段となります。

図書館の利用者は場所や時間を問わずアーカイブデータにアクセスできるため、足を運べない人に対しても図書館のサービスを提供できます。図書館という限られた空間を超えて、知識や歴史的価値の拡散を行うことで、利用者サービスの選択肢が広がります。

デジタルアーカイブのデメリット

デジタルアーカイブには利便性がある一方、デメリットにも注意が必要です。将来的に閲覧環境の変更が必要となる場合があります。また、膨大なデータを保存するためのサーバー運用やセキュリティ管理に一定のコストが発生します。

加えて、デジタルデータの著作権やプライバシーの扱いにも注意が必要です。導入にあたっては利便性や検索性といったメリットだけではなく、コストや運用面も含めた検討が必要です。

デジタルアーカイブ機能を搭載した図書館システム事例

図書館システム「MELIL(メリル)」

MELIL(メリル)は、電子図書館システム連携やスマホアプリ連携、デジタルアーカイブシステムなどの拡張メニューを搭載した図書館システムです。三菱電機の個人情報暗号化技術を採用し、Web公開用と業務用のサーバーを分離する構成を採用しています。

参照元:三菱電機デジタルイノベーション株式会社公式HP(https://www.mdsol.co.jp/products/melil_product-outline/

MELIL【三菱電機ITソリューションズ】
について詳しくみる

統合図書館システム「シーリス Ver3」

シーリス Ver3は、図書・映像・電子書籍といったさまざまな形態の情報に、複数のデバイスからアクセスできる統合図書館システムです。自動バックアップ機能やデジタルアーカイブ機能を搭載し、多言語対応とフリーワード検索機能によってスムーズな図書館サービスの運用を支援します。

参照元:株式会社サン・データセンター公式HP(http://www.y-net.co.jp/products/clis_Feature.html

CLIS Ver3【サン・データセンター】
について詳しくみる

図書館システム「iLisシリーズ」

iLisシリーズ(iLisfiera/WebiLis)はデジタルアーカイブシステムと連携することで、WebOPAC上からデジタルアーカイブ資料と図書資料をまとめて検索できます。資料を探しやすくなり、日々のレファレンス業務にも活用しやすいシステムです。

参照元:富士通株式会社公式HP(https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/education/social/library/mla/

iLisシリーズ【富士通/公共図書館用】
について詳しくみる

デジタルアーカイブ機能以外にも図書館システムの基礎知識をチェックしよう

図書館システムのデジタルアーカイブ機能は、貴重な書籍や資料の劣化・汚損リスクを軽減し、長期保存を検討する際の一つの方法です。

当サイトでは、図書館システムについての基礎知識を紹介しています。下記の記事もぜひ参考にしてください。

図書館システムとは

種類別に探す図書館システム

図書館の種類によって利用者の求めるサービスや情報の範囲が異なります。例えば、公共図書館では貸出・返却処理の効率化が重要であり、大学図書館では学術的な検索機能やリポジトリ管理が求められます。
適切な図書館システムを選ぶことは、図書館の運営効率化だけでなく、利用者の満足度向上や継続利用につながります。
当サイトでは、図書館の種別ごとに人気システムを調査し、掲載していますので、導入の参考にしてください。