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所属図書館に合った
システムが見つかる

図書館システムを選ぶ際は、自分の所属図書館の種類に合ったものを選び、機能面を調べることは大前提。
さらに、図書館やユーザーの要望に応えてきた数(導入実績)の多さと、導入前・後のカスタマイズやサポート対応の柔軟さも、使いこなせる・使い続けられる図書館システムのポイントです。
当サイトでは、図書館の種別ごとに人気システムを調査し、掲載していますので、導入の参考にしてください。

おすすめの図書館システムを種類別にチェック

図書館システム・会社一覧

公開日:|更新日:

所属する図書館からシステムを探す

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種別ごとに、さまざまな図書館の要望に応えてきた、導入数の多い図書館システムを掲載しています。

図書館システムとは

図書館システムは、図書館の運営を効率化し、利用者に対するサービスの質を向上させるためのITツールです。図書館業務を支援するために、さまざまな基本機能を備えています。以下にそれぞれの機能について説明します。

閲覧管理

閲覧管理機能は、図書館資料の貸出・返却、予約、延滞の管理などを行うシステムです。利用者の貸出履歴や資料の所在も追跡でき、効率的に資料の流通を管理します。

資料管理

資料管理機能では、図書館が所蔵する資料(書籍、雑誌、電子書籍、その他メディア)の登録、分類、目録作成などの業務をサポートします。これにはMARCレコードの編集や、書誌情報の入力といった作業が含まれます。

相互貸借

相互貸借機能は、他の図書館からの資料の貸借りを可能にするシステムです。利用者が必要な資料が自館にない場合、他館から借りる手続きを行うことができます。

統計・帳票

図書館の運営に必要な統計データの収集、分析、帳票の作成を行います。利用状況や蔵書の流通状況、財務報告など、様々なデータに基づく報告書を生成することができます。

利用者サービス(OPAC)

OPACは、図書館のカタログをオンラインで公開し、利用者が自宅や外出先から資料の検索、予約、自分の利用履歴の確認等を行えるサービスです。これにより、利用者が24時間いつでも情報にアクセスできるようになります。

これらの基本機能を備えた図書館システムは、図書館の日々の業務を自動化し、利用者により良いサービスを提供するために非常に重要です。また、これらの機能は統合図書館システム(Integrated Library System, ILS)の一部として提供されることが多く、一つのソフトウェアパッケージ内でこれらの業務を一元管理することができます。

図書館システムの選び方

図書館システムは、大手のシステム会社、書籍の取次会社、通信会社と、さまざまなベンダーがリリースしていますが、どのシステムを選ぶのかは悩ましいところです。

ここでは、図書館システム選びのポイントをみていきましょう。

図書館の規模・種別

図書館システムは、図書館の種別ごとにふさわしいシステムが異なります。それは、必要な機能が若干異なるからです。

図書館種別ごとのおすすめのシステムは、こちらのページでまとめていますので、参考にしてください。

図書館システムの種類

図書館システムは、2種類あります。

1.自前でサーバや自動貸出機などで蔵書管理する「オンプレミス」

「オンプレミス」は費用がかかりますが、地域特性を生かし、他の図書館との連携など、将来の拡張性が高く、県立図書館や政令指定都市、中核市、特例市の図書館に向いています。

2.端末やパソコンからアクセスする「クラウド」

パソコンさえあれば、データセンターにデータを預け、ネットワーク経由で図書館運営ができる「クラウド」は、機能は最小限のものが多いですが、導入に時間がかからず、利用料も低価格なので、学校図書館に向いています。

機能性

必要な基本機能(閲覧管理、資料管理、相互貸借、統計・帳票、利用者サービス等)が全て含まれているかを確認します。将来的に必要になりそうな機能を拡張可能かどうか、また、拡張に伴うコストも考慮します。

利用者の使いやすさ

OPAC(オンライン公共アクセスカタログ)のユーザーインターフェースが直感的で使いやすいものであるかどうか。 また、スマートフォンなどモバイルデバイスでの操作性もポイントです。

互換性と統合性

既存のシステムやデータベースとの互換性があるか、さらには他の図書館システムや教育機関のシステムと統合できるかどうかにも着目すると、より業務の効率化が図れるでしょう。

費用

ライセンス料金、保守費用、将来的なアップグレード費用など長期的なコストを把握したうえで、初期導入コストと運用コストの両面から総合的に考慮します。

サポートとメンテナンス

ベンダーが提供するカスタマーサポートの質として、定期的なアップデートやバグ修正の提供があるかどうかや緊急時のサポート体制が整っているかどうかも確認しましょう。

カスタマイズ性

図書館のニーズに合わせてシステムをカスタマイズできると、より円滑な図書館業務につながります。

セキュリティ

暗号化、アクセス管理、バックアップといったセキュリティ対策もシステム選びでは重要なポイントです。

実績と信頼性

ベンダーの業界における評価や信頼性を測るために、他の図書館での導入実績や評判も参考にします。

図書館の規模、予算、スタッフの技術力、利用者のニーズなどに応じて、これらのポイントを総合的に考慮し、最も適した図書館システムを選定することが重要です。また、可能であれば複数のベンダーから提案を取り寄せ、デモンストレーションやトライアルを行ってから決定することをお勧めします。

小中学校用図書館システム

2022年8月時点での公式ホームページ導入数が多い順に3社掲載しています。ちなみに、全国小中学校は約3万校(※一般財団法人日本私学教育研究所調べ)存在します。

生徒の情報を
校務システムと連携したい
情報BOX
(教育システム)
オンプレミス
クラウド
情報ボックス公式サイト画像

引用元:情報BOX公式HP
https://www.gakkou.jp/

  • 既存の校務システムと連携し図書館の、名簿登録の負荷を削減
  • 子供と本の出会いを促進する横断検索や専用SNS
困ったときに素早く
的確にサポートしてほしい
School PRO
(九州JBA)
オンプレミス
クラウド
SchoolPRO公式サイト画像

引用元:SchoolPRO公式HP
http://www.jba.co.jp/spver6.html

  • リモートサポートサービスで万一のトラブルも安心
  • 国会図書館MARC(NDLサーチ)対応で蔵書登録の負担を軽減
自館の利用形態にあった
運用方法を選びたい
探調TOOL DX
(OEC)
オンプレミス
クラウド
探調TOOL公式サイト画像

引用元:探調TOOL公式HP
https://solution.oec-o.co.jp/data/tancho/

  • 利用形態にあわせて選べるサーバー設置方法
  • 児童向け・司書向けに設計された学校図書館のためのインターフェース

【選定基準】
2022年8月2日時点、Googleで「小学校 図書館システム」で検索した上位3ページに表示される図書館システムを扱う会社(9社)の中から。公式HP内に掲載する導入事例数の多い3システムを選定しました。
【3システムの選定理由】
・情報BOX…公式ページで他社校務システムとの連携が可能である記載のあるシステム
・School PRO…公式ページでリモート接続でのサポートサービスへ対応の記載があるシステム
・探調TOOL DX…公式サイトに「スタンドアロン型」「センターサーバー型」「クラウド型」のすべてに対応していることを記載しているシステム

高校・専門学校用システム

2022年8月時点での公式ホームページ導入数が多い順にご紹介。導入実績が同じ場合は、発売年順に掲載をしています。高等学校は国立・私立・公立合わせて全国で4,824校(※一般財団法人日本私学教育研究所調べ)存在します。

導入後も最新の
システムを使い続けたい
LibMax
(ソフテック)
オンプレミス
クラウド
LibMax公式サイト画像

引用元:LibMax公式HP
https://libmax.com/lib_max

  • 約30年分のユーザーの声を反映したこだわりの使い勝手
  • ICタグ管理やゲートなどの設備を安価に導入構築できる
他校のシステムユーザーと
情報交換したい
CASA
(総合出版販売)
オンプレミス
クラウド
CASA公式サイト画像

引用元:CASA公式HP
http://www2s.biglobe.ne.jp/~casawin/

  • 公式情報交換掲示板でユーザー同士気軽に相談できる
  • データ入力負荷を軽減するCSV取り込み機能
電子書籍の貸し出しに力を入れたい
LibrariE
(JDLS)
オンプレミス
クラウド
LibrariE公式サイト画像

引用元:LibrariE公式HP
https://www.jdls.co.jp/

  • 電子書籍のストリーミングで図書館が遠い人も借りられる
  • 選書・予算管理・利用統計など業務を一括サポート

【選定基準】2022年8月2日時点、Googleで「高校 図書館システム」で検索した上位5ページに表示される図書館システムを扱う会社(9社)の中から。公式HP内に掲載する数の多い3システムを選定しました。
【3システムの選定理由】
・LibMAX…公式サイトで毎年のバージョンアップ実施を約束している
・CASA…公式サイトでユーザー同士の情報交換掲示板が設置され、かつユーザー同士の交流が2022年時点である。
・LibrariE…公式サイトで公開している電子書籍のコンテンツ数で最多(2022年8月調査時点)

大学

大学図書館への導入数が多い図書館システム(2019年調査時点)の中から、ニーズに合った実績、特色を持つシステムを紹介。

予算と要望にあわせて柔軟に
システムを導入したい
ネオシリウス・クラウド
(NJC)
オンプレミス
クラウド
ネオシリウス・クラウド公式サイト画像

引用元:ネオシリウス・クラウド公式HP
https://www.njc.co.jp/neocilius/lp/

  • 運用を見据えたヒアリング、導入提案実績
  • 費用不要で定期バージョンアップ(年1~2回)実施
大規模な既存システムの
移行を任せたい
iLisWave-j
(富士通)
オンプレミス
クラウド
iLisWave-j公式サイト画像

引用元:iLisWave-jHP
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/education/campus/library/task/

  • サイネージやIC管理などICTのトータル提案
  • 150万冊以上の大規模図書館の移行実績
既成のパッケージシステムを
スピーディーに導入したい
LIMEDIO
(リコー)
オンプレミス
クラウド
LIMEDIO公式サイト画像

引用元:LIMEDIO公式HP
https://www.ricoh.co.jp/limedio/

  • 各社図書館システムからの豊富なデータ移行実績
  • サポートセンターの専任スタッフが支援

【選出基準】 図書館システムに関するアンケート集計報告(これからの学術情報システム構築検討委員会)の、「現行図書館業務システムのベンダー別契約数」で上位6社(2019年調査時点)の中から、図書館システムに対してのニーズに適した特色を持つ3システムを選定しました。
※参照元:[PDF]令和元年度図書館システム及び関連システムに関する アンケート集計報告(https://www.janul.jp/sites/default/files/sys_report_202007.pdf)
【3システムの選定理由】
ネオシリウス…公式サイト内に費用不要のバージョンアップ、提案事例について掲載
iLisWave-J…公式サイト内にICTのトータル提案と、150万冊規模の導入事例を掲載。
LIMEDIO…公式サイト内でセミナーの実施履歴と、担当SE・開発スタッフによるサポートを記載。

公共図書館

公共図書館の場合、その規模によって導入するシステムはまったく異なります。ここでは「大規模」「小中規模」に分けてご紹介します。それぞれ、第三者機関、または公式サイトで表示している導入数に基づいて、多いものを掲載しています。

「大規模」における掲載システムはLRG(ライブラリー・リソース・ガイド)2013年冬号の特集「図書館システムの現在」の都道府県と政令指定都市の数を合算して掲載しておりますが、2013年のデータとなっておりますので、ご了承ください。

各システムの対応冊数については、公式サイトでお問い合わせください。

分館数が多い大規模図書館で
将来を見据え運営したい
iLisfiera
(富士通)
オンプレミス
クラウド
iLisfiera公式サイト画像)

引用元:iLisfiera公式HP
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/education/social/library/ilisfiera/

  • 自治体合併や利用者層の変化を見据えた拡張性
  • 館内サーバーによる高いセキュリティ
大模図書館で利用者に向けた情報発信を充実させたい
LiCS-Re2
(NEC)
オンプレミス
クラウド
iLiCS-Re2公式サイト画像

引用元:LiCS-Re2公式HP
https://www.nec-nexs.com/sl/toshokan/dounyu.html

  • メルマガ発行や、利用者への連絡をシステムで対応可能
  • 利用者ごとに文字サイズを変更できる、使いやすく見やすい設計
小規模でも公共図書館として
必要な機能を満たしたい
LibMax
(ソフテック)
オンプレミス
クラウド
LibMax公式サイト画像

引用元:LibMax公式HP
https://libmax.com/lib_max/pb

  • 資料の運用・資産管理までトータルで対応できる
  • 選べるクラウド版・パッケージ版

【選出基準】 大規模図書館…LRG(ライブラリー・リソース・ガイド)2013年冬号の特集「図書館システムの現在」の都道府県と政令指定都市の数(2012年時点)を合算し、導入数が多いシステムを掲載。
小規模図書館…LRG(ライブラリー・リソース・ガイド)2013年冬号の特集「図書館システムの現在」の町立と存立図書館の導入数(2012年時点)を合算し、導入数が多いシステムを掲載。 【3システムの選定理由】
iLisfiera-J…県立図書館、特別区、中核市以上の大規模図書館向け業務パッケージであることを公式サイトに明記
LiCS-Re2…蔵書タイトル数が100万タイトル以上の公共図書館向けサービスであることを公式サイトに明記
LibMax…※20万冊程度までの中小図書館に特化したシステムであることを公式サイトに記載

その他図書館用システム
(企業・団体等)

2022年8月時点での公式ホームページに導入事例数が多い順に2社掲載しています。

企業独自分類や貸出ルールに
対応したい
情報館
(ブレインテック)
オンプレミス
クラウド
情報館公式サイト画像

引用元:情報館公式HP
https://braintech.co.jp/product/jhk/

  • 独自分類ルールを持つ専門・企業図書館に対応
  • サポート専用電話で万一のトラブルに対応
社内データと連携して
運用管理を行いたい
LXシリーズ
(システムラボ)
オンプレミス
クラウド
システムラボ公式サイト画像

引用元:システムラボ公式HP
https://libraryexpert.net/

  • 予算会計や社内データなど社内のデータと連携可能
  • 国内開発スタッフが的確にサポート

【選定基準】2022年8月2日時点、Googleで「企業向け 図書館システム」で検索した上位3ページに表示される、企業・専門図書館向けシステムを扱う会社(11社)の中から。公式HP内に掲載する導入事例の多い2システムを選定しました。

図書館システム一覧

iLisシリーズ
【富士通】

富士通が開発した図書館システム。ネット環境があれば図書館システムを構築できるクラウド型の「WebiLis」。ICタグと連動させて蔵書管理ができる中小規模図書館向けの「iLiswing」。将来に向けた拡張性が高い大規模図書館向けの「iLisfiera」があります。

iLiswave-j
【富士通】

富士通は文教分野のソリューションだけでも豊富なラインナップを展開、大学向けソリューションでは基幹や教育・研究、大学IRといった分類と並列で図書館システム「iLiswave-J(アイリスウェイブジェイ)」を提供しています。紙媒体の図書や雑誌に電子書籍、機関リポジトリまでを一元化できる、ハイブリッド図書館システムです。

LB@SCHOOL
【富士通】

富士通の学校図書館向けの図書館システム。予算が少なく、開館時間が昼休みや放課後しかない学校図書館の事情に配慮しています。一つの学校内でネットワークを構築するLH@SCHOOLと、複数の学校図書館と公共図書館が連携するLB@SCHOOLがあります。

LiCS【NEC】

LiCS はNECネクサソリューションズの図書館システム。入館管理や自動貸出返却機などで図書館業務の負担を軽減できる導入型システム「LiCS-Re2」と、月額使用料制で利用できるクラウド型システム「LiCS-Re for SaaS」の2種類から選べます。

ELCIELO【京セラ】

ELCIELOはKCCS(京セラコミュニケーションシステム)の公共図書館向けWebアプリケーションシステム。全国7,000館以上の図書館の横断検索機能(2022年8月調査時点)を持つ、カーリル社の検索エンジンを採用し、利用者にとってわかりやすい図書館サイトを構築します。

LIMEDIO【リコー】

NII(国立情報学研究所)とのデータ連係に強みを持つこともあり、図書館システム「LIMEDIO(リメディオ)」は導入事例に複数の医学大学が紹介されているほど、学術論文のニーズが豊富な図書館ほど、その特性がマッチするもの。ベンダーはリコーで、大教室向け電子黒板なども手掛けています。

MELIL【三菱電機ITソリューションズ】

MELIL は三菱電機ITソリューションズが提供する図書館システム。誰にでも見やすい大きな文字の画面や、高速検索エンジンを使ったスピーディーな資料検索機能、高度な個人情報セキュリティ機能が特徴。

NALIS-u
【NTTデータ九州】

NALIS-u(ナリス)は、NTTデータ九州がリリースした大学図書館・公共図書館向けのクラウド型図書館システム。強力なセキュリティ機能をSaaS型サービスで提供します。

ネオシリウス【NJC】

NJC(日本事務器)が提供する図書館システムは「ネオシリウス・クラウド」。もともとオンプレミス型だったソリューションをクラウド化したもので、操作画面のカスタマイズ性や利用者のユーザービリティなどディテール部分まで図書館業務のニーズを踏まえた仕様になっているのが特徴です。

LibMax(ライブマックス)
【ソフテック】

1992年の発売以来、全国で多数の実績を誇る図書管理システム「LibMax」。その人気の秘密は、図書館の事情に合わせて柔軟に設計でき、コストと機能のバランスがよいことでしょう。

情報BOX
【教育システム】

30年の歴史を持つシステム開発会社がリリースする、学校図書館支援専用ソフトウェア。読書量を見える化して、表彰状を発行するなど、子どもたちの読書意欲を高める工夫が満載です。

お気軽図書館【I・TECソリューションズ】

パソコン1台とバーコードリーダで蔵書を管理するスタンドアローン型の図書館システム。比較的蔵書の少ない私設図書館や公民館に併設された図書館などに向いています。

情報館
【ブレインテック】

ブレインテックは図書館向けに特化してソリューションを開発、サポートも直接対応していますし、図書館業界専門のWebメディアまで運用している企業。安定稼働を重視したシンプルな図書館システムで、中小規模の図書館から指示されています。導入事例も専門性が高い大学が目につきます。

探検隊【トーハン】

学校図書館用アプリケーションソフト「探検隊」は、25年以上のロングセラー。学校によって違う端末やネットワーク環境に合わせて、自由にカスタマイズできるのが特徴です。

図書メイト
【キステム】

学校図書館用のスタンドアローン型の図書館システム。貸出返却予約処理がバーコードでできるので図書委員と協力して図書館業務を進めていくことができるのが最大のメリット。

キハラ ELISE-EGG

図書館のインテリアから什器備品まで、図書館に関するものの多くを取り扱うキハラが学校図書館用に開発したのがWindowsパソコン対応の「ELISE-EGG」。システム導入予算があまりない学校図書館におすすめです。

CASA
【総合出版販売】

学校図書館業務を研究してきた総合出版販売が、その経験を活かして作ったアプリケーションソフト。校内のLANを利用したシステムを構築し、セキュリティ問題も解決です。

LibraryOne
【ユーリンク】

「LibraryOne」は、イントラネットの図書館向き。蔵書管理のための「学校版(標準システム)」と別に、オプションで「学校版(予算・発注管理システム)」がある点がユニーク。

TOP NET【リブネット(ミライト)】

ミライト・グループ企業のリブネットが、図書館業務委託などの経験から開発した、クラウド型図書館システム「TOP NETⓇ」は、操作性のよい画面にこだわったシステムが特徴。

CLIS Ver3【サン・データセンター】

図書館システム設計に実績を持つサン・データセンターの「CLIS Ver3」は、OPAC2.0の特徴であるフリーワード検索・画像検索機能を装備。地域のデジタルアーカイブ構築に役立ちます。

ライブラリーRX【コンピューターネットワーク】

「ライブラリーRX」は、Windowsのパソコンが1台あれば、すぐに蔵書管理や貸出返却処理などが始められるソフトウェア。他のシステムからはCVSデータで簡単に移行できます。

図書管理システム
【スノーランド】

セキュリティの高いイントラネットで使った図書館管理用のパッケージソフトウェア。図書館業務に必要な機能が揃っていて、蔵書数5万冊以下の小規模図書館におすすめです。

SchoolPro
【九州JBA】

システム開発会社が提供する学校図書館用アプリケーションソフト。国立国会図書館の書誌データを使って、蔵書登録を大幅に省力化できるところが魅力です。

探調Tool【岡山OEC】

探調TOOLは学校図書館業務支援ツール。校内のイントラネットを構築、自治体内の学校図書館をサーバで接続して相互貸借、サーバ管理不要のクラウド型など、図書館の事情に合った形を選べます。

皐月Ⅱ【ナトーコンピュータ】

熊本県高等学校教育研究会図書館部会が監修した「皐月Ⅱ」は、高等学校図書館用の図書管理ソフトウェア。蔵書管理機能が高く、熊本県内の県立高等学校で広く導入されています。

Noah【リンクス】

高等学校の図書館の蔵書管理のために、愛知県立瀬戸北高校図書部と、高校の先生が開発したAccessベースの図書管理システム。愛知県内の多くの高校に導入されています。

図書丸ねっと【第一電子】

「図書丸ねっと」は学校図書館向けアプリケーションソフト。国立国会図書館・TRC・日書連・NS-MARC・NAC-MARCのデータを取り込めるので、登録作業の負担が減ります。

LXシリーズ【システムラボ】

専門図書館のシステム設計を得意とするシステムラボ。「LXシリーズ」は、サーバ設置型とクラウド型の両方に対応し、3か国語(日本語・英語・ドイツ語)対応のOPAC構築や社員認証など高度なカスタマイズが可能です。

FACIL【エム・ビー・エー】

図書館向けのシステム開発に特化したエム・ビー・エーがリリースした「FACIL」は、図書館業務に最低限必要な機能をコンパクトにまとめられていて、予算が少ない小規模図書館でも簡単に導入できるシステムです。

TOOLi-S【図書館流通センター】

小・中学校向けとして開発された、学校図書館専用のシステム。図書検索昨日や注文、物流状況照会など、豊富な機能を用意され、オプションとして蔵書管理機能も利用できます。Internet Explorerで利用可能です。

探調TOOL DX【OEC】

図書館運営のための機能に加え、読書手帳や通帳など読書意欲を育てる機能を搭載。利用形態に応じ、スタンドアロン型、クラウド型、センターサーバ型と3種類のラインナップを用意。利用の目的に応じた選択ができます。

LiCS-Re【I・TECソリューションズ】

利用者にとっての使いやすさを追求した図書館管理システムです。インターネットを介した情報提供や、ICタグ連携による作業の省力化にも対応。また、ユーザ認証・権限設定によりシステムの不正利用を防ぎます。

図書館システム【株式会社コミクリ】

図書館業務を行うための司書機能、利用者向けの機能それぞれを豊富に備えています。また、ネットワークの連携機能も備えていることから、図書館間での横断検索や相互貸し出しといった作業もスムーズに行えます。

ULius(ユリウス)【内田洋行】

ULiusユリウスは、情報システムの開発を手がける内田洋行が開発した図書館システムです。国内で早くからICタグを使った図書館を構築し、空間デザインを組み合わせた利便性の高いサービスを提供しています。

レコピック【帝人】

レコピックは、帝人(テイジン)が開発したRFID管理システムです。ICタグを書籍に貼り付けることでデータ管理しやすくなり、利用状況の把握や自動貸出、予約作業を効率的に進めることが可能となります。

BABEL【タイムインターメディア】

クラウド型の図書館システム。スピーディに蔵書データの構築が行えたり、キャンパス増加についても柔軟に対応が可能です。さらに、カウンター業務や蔵書点検についてはカメラ機能で行うこともできます。

LibrariE【日本電子図書館サービス】

KADOKAWAと講談社、紀伊國屋書店の三社が株主となって立ち上げた企業が日本電子図書館サービスであり、ベンダーとして提供する図書館システムが「LibrariE(ライブラリエ)」。電子書籍の普及促進と活字文化の維持発展、両面を目指す取り組みで、電子書籍は出版社100社以上から6万点以上提供されています(2022年8月調べ)。

参照元:日本電子図書館サービス公式サイト https://www.jdls.co.jp/about-librarie/

図書館システム【BCC】

図書館システム【BCC】は福岡県内シェアNo.1の導入実績があり、その豊富な経験とノウハウを元に、多岐にわたる図書館業務をトータルにサポートしてくれるシステムです。

E-CatsLibrary【NEC】

E-CatsLibraryでは、極力ブラウザ以外のソフトウェアに依存する環境を排除し、新しい技術を導入することにより拡張性・保守性の高いシステムを実現しました。その結果、利用者は資料の形態を意識することなく様々な資料を発見することができます。 さらに中央システムから電子情報管理デー タを取得することで、ローカル学術情報システム内での簡易的な電子契約情報管理や、ライセンス情報等を元にした利用者からの問い合わせへの対応が期待できます。

らくらく学校図書館【シンシステムデザイン】

らくらく学校図書館は、幼児園・保育園から高等学校・小規模専門学校までの図書室を管理する図書館システムです。煩雑な図書データ入力も、図書に添付されているISBNコードを読み込むだけで国会図書館や楽天ブックスからの図書データの引き当てが可能です。さらに図書の貸出や返却に加えて、図書台帳・各種の統計・蔵書点検などもできます。 貸出ランキングや利用者貸出数一覧は、期日範囲を指定することによって任意期間の集計ができるので効率的です。

GPRIME of SaaS【NECソリューションイノベータ】

GPRIME of SaaSは、2009年8月NECが国内で初めて、公共図書館の利用や業務の効率化を目的に電子図書館サービスとして開始したサービスです。これまで、国内各地の図書館で利用されており、さまざまな図書館業務サービス向上の実現に大きく寄与しています。

※参照元:NEC公式http://www.nec.co.jp/press/ja/0908/2501.html

Weblib

Weblibは、学校図書室などの図書費用の捻出が難しい環境へむけた図書室システムです。広告収入等をもとに運用されているため、初期・運用費用をかけずに利用することができます。また、蔵書管理に必要なバーコードラベルや図書ラベルを作成することもできます。

リブライズ

リブライズは、「誰でも図書館が作れる」サービスです。パソコンとバーコードリーダーがあれば、本棚を図書館にできるため、大学の研究室やコワーキングスペース、海外の日本人コミュニティなど、さまざまな場所で導入されています。

名館長

名館長は、図書室や企業の資料室など、さまざまな本や資料に関する図書作業を幅広く支援する図書総合管理システムです。貸出管理や資料検索、利用統計管理、蔵書点検などをトータルサポート。パッケージ版・クラウド版の2種類が用意されているため、要望にあわせた利用が可能です。

図書館Webエース(WA)【美唄未来開発センター】

図書館Webエース(WA)は、クラウド型図書館システムです。サーバーにネットワーク接続ができれば、システムをインストールせずとも利用できます。そのため、低コストでの導入が可能です。利用方法は、パソコンのブラウザからインターネット経由でアクセス。クラウド対応により、他の図書館間への横断検索も可能です。

隆(Ryu)【ナトーコンピュータ】

隆(Ryu)は、小中学校向けに設計された図書館管理システムです。先生向けの「管理用メニュー」、生徒用の「ゲスト用メニュー」をそれぞれ表示できます。また、メニューボタンに対して表示・非表示の選択があるため、必要な機能のみ表示させることが可能です。

図書館情報システム【アイシーエス】

株式会社アイシーエスが開発・提供している「図書館情報システム」は、インターネットに接続されている図書館内設置のパソコンのほか、自宅のパソコンからも蔵書検索や貸出状況などの情報検索ができます。また、MARCを利用すると、新しく購入した資料の登録・管理もおこなえます。

図書館管理システム【IDECファクトリーソリューションズ】

IDECファクトリーソリューションズ株式会社が手がける図書館管理システムには、「入館管理システム」「退館管理システム」「図書自動貸出システム」などの装置があります。図書自動貸出・返却システムでは、利用者が自身のIDカードを使い、本の貸出・返却・延長をおこなえます。

BLABO for WEB

BLABO for WEBの図書管理システムでは、わかりやすく図書の管理や検索ができます。管理する側はもちろん、利用者も簡単に操作できるシステムです。クラウドサービスなので自社にサーバを置いて管理する必要がないため、運用の負担なく利用できます。もちろんセキュリティもしっかり対応しています。

Bibliotheca

Bibliothecaは、図書館運営に関わる幅広い機能を網羅したシステムです。モバイルで自宅からストレスなく本を予約することができるのはもちろん、デジタルメディアを活用した図書の閲覧、図書の自動区分など、これまで図書館の司書が行っていた業務以上の仕事を効率的にこなします。

IDIT SYSTEM(アイディットシステム)

IDIT SYSTEM(アイディットシステム)は、セキュリティゲートから貸し出し端末までを連動させて蔵書の管理を行える図書館システムです。各ポイントを連携して蔵書の動きを把握できるので、貸し出しから返却まで一連の図書の動きを管理できます。高い盗難防止効果が期待できる点もポイントです。

デジタル利用者カード【三谷産業株式会社】

図書館の利用カードにおいてデジタル利用カードを導入することで、カードの受け渡し時など、利用者と職員が接触する頻度を抑えることができます。またカード本体がなくても図書館を利用できるので、紛失や忘れが生じてもスマホがあればスムーズに図書館を利用できます。

ICタグシステム【大崎コンピュータエンヂニアリング】

ICタグシステムは、図書館業務の利便性向上と負担の軽減を目的に開発されました。利用者にとってはスムーズに本の貸出や返却が行えるシステムで、非接触による感染症予防やプライバシーの確保などのメリットもあります。システムの導入は図書館専任のSEが担当します。

カリコレ【ワードシステム】

カリコレは、株式会社ワードシステムが津山市立図書館と共同開発した自社パッケージソリューションです。図書館内の蔵書を図書館の外でも貸し出し・返却できるように、「サテライト」を増やします。サテライトにアクセスするだけで図書館がない地域でも団体貸出が利用できるようになります。

座席予約システム【三谷産業株式会社】

座席予約システムは、三谷産業株式会社が北陸地方の図書館を中心に提供しているオンライン・館内端末予約システムです。座席の空席状況を利用者自身がチェックし、そのまま予約を行うことができます。図書室のほかにも学習室やサイレントルームの座席予約も行えます。

SHELF EYE【京セラコミュニケーションシステム株式会社】

SHELF EYEは、京セラコミュニケーションシステム株式会社がICT技術を搭載して開発したAI蔵書点検・蔵書管理サービスです。本の背表紙を撮影するだけで手軽にタイトルや貸出履歴が特定でき、所在不明の本を抽出して出力する便利機能が利用できます。

ガリレオの図書室【キステム株式会社】

ガリレオの図書室は、キステム株式会社が提供している学校図書管理システムです。パッケージソフトのクラウド版のため、ハードウェアやソフトウェアの導入が不要で蔵書の管理や図書貸出を行うことができます。システムやデータの管理も提供元で行うため、管理の負担がかかりません。

Simple-OPAC【株式会社OPAC】

Simple-OPACは、株式会社OPACが提供しているクラウド形式のWeb蔵書検索サービスです。低価格かつ短納期でのサービス提供が可能で、最短3営業日中に始められる手軽さが特徴的です。自社でサーバやソフトウェアを管理する必要がなく、手軽に蔵書や記事の検索サービスを提供できます。

図書館ナノ【有限会社コンピュータハウスナノビット】

図書館ナノは、有限会社コンピュータハウスナノビットが提供している学校・図書館向けのソフトウェアです。Windowsの最新版にも対応し、バーコードのみで手軽に貸し出し・返却が可能。スピーディに蔵書検索が行えるため、図書館業務の効率化に貢献します。

図書【ウェルダンシステム株式会社】

「図書」は、ウェルダンシステム株式会社が提供している図書館システムです。図書館管理業務が効率化するのはもちろん、レビューや新刊情報を表示して生徒の好奇心を刺激してくれます。また、だれにでも使いやすいバーコードを用いたシステムのため、導入しやすいのもポイントです。

KinoDen【紀伊國屋書店】

昭和2年創業の老舗、紀伊國屋書店が提供しているのがKinoDenです。コンテンツの充実、ユーザーフレンドリーなインターフェース、買い切りのため支払いは購入時のみでOKなどが特徴として挙げられます。県立図書館をはじめ、国内で450を超える機関に導入されています。

OverDrive Japan【メディアドゥ】

世界中で利用されている電子図書館サービス、OverDrive。和書はもちろん洋書のラインナップも豊富で、グローバルなコンテンツが特徴です。本の貸出や返却、予約などすべてオンライン上で完結し、図書館や活字離れが進むスマホ世代の人にも訴求できます。

みなLib【ネクシモ】

図書館情報システム「みなLib」は、職員と利用者それぞれの要望に合わせた、機能を実装できます。「みなLib」は図書館の運営を効率化するだけでなく、利用者にとって快適な読書体験も実現できるのが特徴。他システムと連携も可能で、図書館サービスの可能性を広げてくれます。

CueLIB【クワンタム・テクノロジー】

CueLIBは、運用管理機能のほか、利用者機能、オプションなどが用意されているシステムです。パッケージ方式のシステムで、必要な機能が一通りそろっているため、カスタマイズしなくても利用できますが、カスタマイズの相談もできます。オプションでクラウド対応も可能です。

Alma【Ex Libris】

Ex Librisが開発した図書館システムです。Almaは世界中で使用されている図書館システムとして、注目されています。また日本国内でも大学をはじめとしてさまざまな図書館で導入。より素早く目的のアイテムへアクセスできる、使い勝手の良さも特徴です。

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種類別に探す図書館システム

図書館の種類によって利用者の求めるサービスや情報の範囲が異なります。例えば、公共図書館では貸出・返却処理の効率化が重要であり、大学図書館では学術的な検索機能やリポジトリ管理が求められます。
適切な図書館システムを選ぶことは、図書館の運営効率化だけでなく、利用者の満足度向上や継続利用につながります。
当サイトでは、図書館の種別ごとに人気システムを調査し、掲載していますので、導入の参考にしてください。